陸上自衛隊第9師団の新しい師団長に就任した藤岡史生陸将が着任式に臨み、「いかなる危機が訪れても任務をやり遂げなければならない」と、訓示しました。
第9師団の司令部が置かれている青森駐屯地で29日、藤岡史生陸将の着任式が行われました。
藤岡陸将は、福岡県出身の55歳で、第16普通科連隊長や北部方面幕僚副長を歴任し、前任の陸上幕僚監部では人事教育部長として幹部候補生の育成などに携わりました。
第9師団長に就任 藤岡史生陸将
「(第9師団長の就任は)大変光栄であると同時にその重責に改めて身の引き締まる思いである。青森、岩手、秋田の広大な土地を担任する第9師団は、いかなる危機が訪れても、国民、地域の方々を守るための任務を必ずやり遂げなければならない」
藤岡陸将の着任は28日付で、部隊が改編された第9師団の12の部隊を率います。