来るべき災害に青森県の備えは… 知事の考え

11日に青森テレビの番組に出演した宮下知事は「来るべき災害に青森県の備えは」をテーマに県の姿勢を説明しました。このうち、備蓄についても宮下知事の考えを明かしました。
元日の能登半島地震では備蓄の重要性があらためて浮き彫りになりました。避難所生活の長期化とともに、大きな問題の1つとなったのがトイレの不足です。

避難者の人数に対して、数が不足していたためトレーラータイプのものが導入されました。また降雪地帯ではストーブが必要になるなど寒さへの対応も迫られました。
河村庸市キャスター
「新年度に災害備蓄に関する事業を盛り込んでいる今回の能登半島地震の教訓改めてどのように活かしていきたいでしょうか」

青森県・宮下宗一郎知事
「巷間言われているように、トイレはもちろん大切ですし、女性用の様々な備蓄は必要。赤ちゃん含め子どもたち、今まで少しおろそかにしている部分が一気に明らかになった。これは他人事ではない。各市町村が備えるのと県としてバランスよく各地に配分されているか、県の支援が行き届くような拠点を設ける必要があるのではないかと感じています」