農業と日本の伝統的な暮らしを体験しようと、マレーシアの中学校と高校の生徒が青森県南部町を訪れ、6日、受け入れ式が開かれました。
南部町を訪れたのは、マレーシアの中華系学校の中学生と高校生合わせて19人です。
生徒たちは、農家や古民家への宿泊を通じて日本の伝統的な生活を体験してもらう「農家民泊」を行います。
6日は、町と受け入れ先の団体「達者村ホームステイ連絡協議会」が入村式を開き、佐々木幸雄会長が訪問を歓迎しました。
南部町を訪れた生徒は
「マレーシアは30度くらいあるので、とても寒く感じます。温泉に入るのが楽しみです」
南部町交流推進課 古舘真美さん
「南部町は農産物、特にフルーツだったり有名なので、そういったところを味わっていってほしいと思います」
生徒たちは滞在中に町特産のフルーツを使った加工品づくりや、せん定した果樹の枝の回収作業などの農作業、着物の着付けなどに挑戦する予定です。