2月とは思えないような暖かさが続いています。14日の宮城県内は前日13日以上に気温が上がり、2月として記録的な暖かさとなった所もありました。
街の人:
「すごく暖かくて過ごしやすいですね。いつもはこれの上にダウン着て歩いて会社に通勤してるんですけど、きょうはもうこのまま外に出られる感じですね」
「コート着てられないくらい暖かいです。青森から来てこんなに暖かいと思わなかったのでびっくりしています」

県内は、高気圧に覆われて青空が広がり、山越えの暖かな風が吹いたため、13日以上に気温が大きく上がりました。最高気温は、仙台空港と南三陸町志津川でともに18.7度など4月中旬から5月中旬並みで、女川と登米市米山では2月として観測史上1位の暖かさとなりました。

街の人:
「寒いよりは暖かいのが好きなので、きょうは遊ぶにもうってつけの日かなと思います」
一方で・・・。
星野誠気象予報士:
「この季節外れの暖かさですが、うれしいと感じる人ばかりではないようです」
花粉症の人:
「鼻がちょっと…鼻水が出てます。1週間くらい前から出てますね」
「暖かいからひどくなるのかなみたいな感じはします」
「まぶたが痒くなってきたね。晴れてるし乾燥してるし花粉すごく飛ぶでしょ、風も適度にあるから」

スギ花粉を観測している県内の耳鼻科医の委員会によると、今年の仙台の花粉はこれまでで最も早い1月27日に飛び始めたということです。来週前半にかけても季節外れの陽気の日が多いため、花粉症の人は注意が必要です。