14日の宮城県内はすでに各地で今年一番の暖かさになっていて、仙台市内ではウメの花が咲き進んできています。
星野誠気象予報士:
「きょうは風が少しあるんですが、それ以上に日差しが力強く感じられています。この暖かさでウメの花もさらに開花が進みそうです」

若林区のせんだい農業園芸センターでは、およそ60種類、125本のウメが植えられています。例年、この時期の開花は数輪ほどにとどまっていますが、今年はすでに8本の木で開花が確認され、うち2本の白梅はすでに3割ほどが咲いていました。去年よりも3週間ほど早い開花だということです。

訪れた人:
「たまたま、きのう園芸センターのホームページで見て、今年はちょっと早いって、去年は3月に来たんですけど」
「春って感じで、ウメが目的で来たのでうれしいです。こんなに咲いてて」

県内は高気圧に覆われて青空が広がり、午前11時半までの最高気温は、仙台で17.3度、石巻で16.4度など全ての地点で今年一番の暖かさとなっています。
せんだい農業園芸センター 荒川恵美さん:
「この暖冬の影響で近年では一番早く咲き進んでいます。夜はライトアップも予定していますので、昼夜どちらも違った顔のウメをご覧いただければと思います」
せんだい農業園芸センターでは、ウメが見ごろを迎える3月中旬から下旬にかけてウメをライトアップするイベント「うめみナイト」を開催する予定です。