まだ活躍できるのでは?


松尾武キャスター:
「ただ羽生選手も、アイスショーなどで活躍していて、『まだできるのではないか』という声もありますけど」

1994リレハンメル五輪フィギュアスケート代表・及川史弘(tbcスポーツ部長):
「そうですね、年齢的には27歳ということでピークは越えてますけども、30代までやる選手もいるし、彼自身やはり会見でもおっしゃってましたけれども、『モチベーション』ですね。
2連覇して、もう金メダル2個も取った、そして次にチャレンジした4回転半にもチャレンジして認定されたと、ここが限界だとだというところで、やはりモチベーションとしてはもう競技者として、やっぱり区切りだというところは、変わらなかったということですね。
きょうの会見で一つ面白いのは、プロ転向のところで『4回転半はやる』っていうふうにおっしゃったんですね。これすごくびっくりしたんですけど、個人的には、経験上、4回転半はできないと思っているんですけれども、チャレンジするって言ったっていうことは、彼は飛べると思ってるんですね。
確かに競技で、コンペティションの中で、勝ちながらチャレンジするのは難しいです。けれども、もしかしたらアイスショーで一発勝負で挑んだら、もしかしたら飛ぶかもしれないっていう期待がすごく膨らみました。そういう意味では、本人も会見で言っている通り、前向きな会見というふうに受け止めました」