中山間地域でのドローンを活用した配送サービスの実現に向けて、13日岩手県岩泉町で実証実験が行われました。買い物支援で地域の抱える問題の解決につなげようという取り組みです。
岩泉町役場で行われたこの実証実験は、人口減少や少子高齢化に加え山に囲まれた地理的な条件から買い物が困難な人が多い中山間地域の課題解決に向けて実施されたものです。
実験を行ったのは、県や町、それにドローンによる配送サービスを手がける「NEXT DELIVERY」(山梨県)など5者で、住民も実験を見学しました。
(リポート)
「こちらはプログラミングされたルートを自動で飛行することができる物流専用のドローンです。重さ5キロの商品を20キロ先まで運ぶことができます」
13日の実験では最初にドローンが重さ1キロの書類を町役場から9キロ離れた運送会社へ送りました。そしていよいよ買い物代行を想定したドローン配送の実験です。
ドローンが運ぶのは、重さ2キロのお茶と菓子の詰め合わせ。2.5キロの距離をおよそ6分の時間で配送しました。
(住民)
「(お店まで)距離があるので重い物とか宅配いただければ嬉しいと思います」
(岩手県 科学・情報政策室 藤原由喜江室長)
「岩泉町は買い物困難者が県内一多いという話もございましたし、物流が滞るということもございましたので、新しい技術としてドローンを活用できないかということを目的に実験を考えました」
今回、実験に参加した「NEXT DELIVERY」は、能登半島地震でもドローンを活用して被災した輪島市に物資を届けています。
県や町は災害への備えにもなるドローンの配送サービスの本格的な導入に向けて、検討を進めることにしています。
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