大相撲の元大関・朝乃山がきょう2月13日午後4時50分ごろ、後援会の関係者とともに富山県の氷見市役所を訪れ、能登半島地震で被災した人たちを支援するための“義援金”を林正之市長に手渡しました。

午後4時50分ごろ、朝乃山は手に黄色い箱と目録を持って氷見市役所に現れました。
朝乃山:「母親が氷見っていうのもあり、力になったらなと思い、今日は寄付金を持ってきました。少ないですけど、自分は少しでも力になれればと思ってお渡ししました」
朝乃山と後援会、合わせて100万円を手渡したということです。大相撲について朝乃山は…。
朝乃山:「一番一番いい相撲とれればいいんですけど、この世界は結果がすべてですので、みなさんから期待されているので、その期待に応えられるように…頑張りたい。一人二人でも元気と勇気を与えたいので、これからもそういう相撲をとっていたきたいですし、これからも頑張っていきたい」
自身の相撲で「一人二人でも元気と勇気を与えたい」と語りました。初場所については。
朝乃山:「僕ら力士は戦う姿をみせていくしかないとおもったので…。僕も結果は残念でしたが、また3月、場所に向けてやっていくしかない」
義援金を受け取った氷見市の林氏市長は…。
氷見市 林市長:「県民がまた明日から頑張ろうという気持ちになってくれると思います。元気な姿で少しずつ勝ち星を重ねて、復興のシンボルとして、今後とも力強い相撲で、氷見市の復興の後押しをしてほしい」
今年1月1日に北陸地方を襲った能登半島地震。
氷見市では最大震度5強の揺れを観測、建物の倒壊が相次いだり、液状化現象が起きたりするなど甚大な被害が出ました。
朝乃山は富山市出身ですが、母親が氷見市出身、祖母が氷見市に住んでいて被災したといいます。
地震から3日後の1月4日に行われた二所ノ関部屋での出稽古のあと、朝乃山が地震について話しました。
朝乃山:「ことし元旦は東京で過ごしたんですけど。心配になって家に連絡しましたけど、実家は大丈夫でしたが、ばあちゃんの氷見の方が停電とかガスが止まったりしたので…」
被災した祖母への思い。そして、地元への思いを胸に、土俵での奮起を誓ったのです。
朝乃山:「僕だけではなくて、北陸出身の力士が土俵の上で頑張って白星を取れば、お客さんにも勇気とかが元気を与えられると思いますので、富山・石川、北陸が地震になったときは僕らもやっぱり出来る限りは協力したい」
朝乃山はさらに「被災者皆様の生活が1日も早く平穏に復することをお祈り申し上げます。頑張ろう北陸!頑張ろう富山!」 と書かれた応援メッセージを後援会のホームページに公開しました。

1月9日の横綱審議委員会の稽古総見で、メッセージを寄せた思いを明かしました。
朝乃山:「北陸の皆さんが少しでも元気になれるようにという思いで。自分らは一番は白星を届けること、あとは勇気と元気を与えられるように相撲をとっていきたいです」
先月行われた大相撲初場所。氷見市の自主避難所ではテレビの前で取り組みを楽しみに待つ被災者の姿が見られました。
氷見市の被災者:「いけ!」
「朝乃山見たら、本当に元気もらえる。泣けてくるわ」
「初日から7連勝、8連勝としてほしい。頑張ってほしいです」
“白星を取れば勇気や元気を与えられる”
その言葉の通り、当初、朝乃山は連勝を続け、被災した人たちを勇気づけました。
しかし、右足首のけがで休場…。それでも土俵に復帰して9勝をあげ2場所ぶりの勝ち越しを決めました。

そしてきょう2月13日、朝乃山は祖母が住む氷見市を訪れて義援金を手渡し、被災者にエールを送りました。
朝乃山が故郷富山に来たのは去年9月以来のこと。
3月1日には30歳をむかえます。3月の大阪場所にも、被災地から大きな声援が寄せられそうです。














