第7波が猛威を振るう中、特に島根県で注目されているのが、死亡者数の異常な急増です。18日発表分までで、7月だけで、すでに15人が死亡しているのです。
なぜ島根でコロナによる死者が急増しているのでしょうか。
そもそも島根県で新型コロナによる死亡例が初めて確認されたのは2021年6月。
新型コロナ患者が島根県内で初めて確認された2020年4月から、1年2か月も経ってからでした。
その後、2021年12月末時点での死亡者数は5人でした。
それが2022年に入り、6月末までの半年間で11人が死亡。
そして7月に入ると、そのペースは異常な速さとなり、7月18日発表分までの18日間で、15人が死亡しているのです。

累計の死者数を示したグラフを見ると、7月の死者数が異常な角度で上昇していることが分かります。

2年半あまりのコロナ禍。これまでの累計死亡者数のうち、島根では、そのおよそ半分が、18日間で亡くなっていることになるのです。
なぜ7月に入り島根の死者が急増しているのでしょうか。
考えられる原因とは…