雪上で熱戦が繰り広げられる「魚沼国際雪合戦大会」が11日に新潟県 魚沼市で開かれます。ただ、肝心の雪が少なく関係者を悩ませています。
「魚沼国際雪合戦」の舞台となる魚沼市の響の森公園では、11日の合戦に向けて関係者が準備を進めていました。豪雪地ならではの豊富な雪を生かしチーム対抗で雪合戦をするこの大会。

しかし今年はいつもと状況が違うようです…
【実行委員会 高村保孝さん】「(去年は)柵が全部埋まるくらいまでは雪が、去年とかもこの辺もこんなふうに道とかも出ていなくて雪かなり積もっていたので、(今年は)少ないですね」

関係者を悩ませていたのは、今年の少雪。実行委員会によりますと、例年会場の積雪は1メートル以上ありますが、今年は半分以下だそうで。去年のの大会の小出の積雪は1メートル10センチ、

しかし、9日の積雪は37センチでした。そのため設営作業にも影響が出ています。コートを作るため雪にポールを刺そうとしますが…
【魚沼市 観光振興係 吉田浩係長】「ネットを張るポールがこの雪の量だと刺さらないので、これを土まで刺してくくりつけようかなと思っています」

【記者りリポート】「こちらは雪合戦の会場です。例年重機で踏み固めていますが、今年は雪不足で踏み固めることができず、このように歩いているとズボズボと足が埋まってしまいます」
雪は少ないですが通常通りに開催できそうです。

【実行委員会 高村保孝さん】「雪が足りなかったらソフトテニスボールを雪玉に見立てることも検討していたが、こんな感じで降ってくれたので何とか雪合戦ができそうかなと、一安心です」

県内外から144組が参加する魚沼国際雪合戦大会は、11午前日午前8時半に開幕します。