雪下にんじん農家の長谷川正則さんをさらに悩ませたのは、この夏の猛暑と水不足でした。
例年は8月後半ごろに種を植えるのですが、2023年は雨が降らなかったため、毎日水やりをするなどの苦労があったといいます。

JA新潟かがやきによりますと、阿賀町で雪下にんじんをつくる農家は5軒で、例年は10tほどの出荷を目指していますが、今シーズンはサイズが小さいこともあってその半分ほどの出荷量になると見込んでいます。
それでも小さい分、甘さは凝縮されているそうです。

【記者リポート】
「生で噛むと甘さが広がる…。雪の下で育った自然の恵みを感じます」
【雪下にんじん農家 長谷川正則さん】
「本来の味を楽しんでもらいたい。最高の出来だと思っています」

新潟県阿賀町の雪下にんじんは、新潟市西区にある直売所(いっぺこ~と)で販売されています。