“ストイック” な準備 “苦しい” 1年を “笑い” に変えて

周囲からはストイックだと言われます。

松浦悠士 選手
「2月の中ごろからグランプリ(12月末)まで砂糖の入ったお菓子とかスイーツは一切食べていないです。やっている方は、きついときもあるが、ストイックだと思っていない。(勝つために)必要なことだから』と思ってやっているので。周りから見たらストイックって思われると思いますけど(笑)」

去年1年間は、けがに苦しみましたが、「やるべきことはできている」と自信を持って「KEIRINグランプリ」に臨みました。

松浦悠士 選手
「めちゃくちゃ冷静でしたね。発走機に立ったときも、お客さんの声すごいなっていう感じで、自分が当事者っていうよりも本当に外から見ているような感じだった。

【実況】
「さあ、残り200mになった…。さあ、よみがえる平成の怪物。外から3番・松浦悠士! 松浦がゴールイン!」

松浦悠士 選手
Q.優勝を意識したのは?
「最後の4コーナーぐらいですかね。抜きに行く時に優勝できると思いました」

5度目の挑戦でつかんだ栄冠でした。

松浦悠士 選手(表彰式にて)
「今回、獲れなかったら、もう獲れないと思うときもあったんですけど…。苦しい1年だったのでうれしいです」

松浦悠士 選手
苦しい1年だったなというのが、グランプリ、走るまでの気持ちだったが、グランプリを獲れて、苦しい1年を笑いに変えられた1年間だったかなと