東日本大震災で被災した宮城県南三陸町の商店の店主が、能登半島地震で被災した七尾市の商店街の支援に乗り出しました。震災当時受けた支援の恩返しをと、2月11日に七尾市で開かれるイベントに商品を無償で提供します。
南三陸町にある水産加工会社「マルセン食品」。
工場では8日、社長の三浦洋昭さんと従業員が、能登半島地震で被災した石川県七尾市に送る商品の発送作業に追われていました。用意したのはサバの味噌煮やタコ、マグロの加工品などです。

マルセン食品 三浦洋昭社長:
「こちらから少量だが海産品を送って、にぎわいの手助けになれば」

東日本大震災直後の2011年4月。三浦さんら商店の店主らは、全国の商店街の支援も受けて「福興市」を開催しました。被災地に賑わいをもたらした「福興市」は2022年5月まで合わせて100回開かれました。

この経験と教訓を1月、オンラインで七尾市の「一本杉通り商店街」のメンバーにアドバイスしたところ、2月11日に、現地でテント市が開かれることになったのです。
マルセン食品 三浦洋昭社長:
「何かやりながら、走りながら復興状況を確かめて、その中で気持ちを前向きにしていくことで、もう一度再開していくような気持ちになれたので。そんな思いを少しでも届けられれば」
震災の時に受けた支援の恩返しを…。三浦さんは今後、他の事業者にも呼びかけ支援の輪を広げたいと話しています。

マルセン食品 三浦洋昭社長:
「皆で力を合わせて復興に向け、諦めずに進んでほしい」
商品は9日、到着予定で、七尾市には南三陸町の及善商店からもかまぼこなどが無償で提供されるということです。

















