3月で東日本大震災の発生から13年となります。これを前に、青森県三沢市の小学校で防災集会が開かれ、当時、活動した自主防災会の元会長が津波の脅威を語りました。

三沢市立おおぞら小学校は、東日本大震災を経験していない世代に防災意識をつけてもらおうと、毎年、防災集会を開いています。

講師を務めたのは、地元の六川目自主防災会の元会長・一戸実さんです。一戸さんは、震災で三沢市は沿岸部が津波にのみ込まれ、2人が犠牲となり、188棟の建物が被害を受けていて、このうち小学校の学区にある六川目地区でも住宅72棟が被害を受けたことを伝えました。

六川目自主防災会 一戸実さん
「災害はいつ起きるか分からないのでそれに備えて日ごろから訓練をし、体を鍛えて学校では先生の言うことをちゃんと聞いて防災に対する意識を高めていってもらいたい」

また、講義のあとは非常時に備えて「おにぎり」づくりも行われました。児童たちは、おにぎりが手や食器を汚さずに作れることを体験しながら、防災への理解を深めていました。

児童は
「よりもっと(防災への)意識が高まりました」

「普段から意識して周りをよく見て生活していきたいなと思いました」

「おにぎりって作りやすいし災害時にもやりやすいみたいな話も出ていたので、そうなんだなって実感しました」

三沢市立おおぞら小学校は、震災の記憶を風化させないよう今後も取り組みを続けていくとしています。