1月23日、名古屋市立大学薬学部で行われた、ある授業。

(名古屋市立大学 粂 和彦 教授)
「新しい良い薬を届けることはものすごく大事なんですが、届けた後の安全性もきっちり考えていくことは薬学部の使命だと思いますので、きょうはすごく大事な講義の一つだと思うので、しっかり聞いてください」

薬の副作用による健康被害、いわゆる“薬害”の授業。
薬物の専門家で医師でもある 粂 和彦 教授が題材に取り上げたのが、ほかならぬ新型コロナワクチン。
現在進行系の薬を巡る問題について考えさせるためです。


この日は、ワクチン接種後の体調不良が続いている全国患者会のメンバーが、現状を伝える特別講師を務めました。
