今回、新潟県上越市の直江津地区を襲ったとみられる津波は最大で2mだったと見られています。どのくらいのものかというと…

このように、大人の私たちの身長をはるかに超えていく高さなのです。
見えているところだけではなくて、向こう側もすべて2mの津波が押し寄せるのは恐怖でしかありません。

気象庁によりますと、木造の家屋では浸水1m程度から部分破壊を起こし始め、2mで全面破壊に至るということです。

一方、能登半島地震では柏崎市で40cm、新潟市中央区と佐渡市鷲崎で30cmの津波が観測されました。30センチというと、ひざより低い高さです。

30cmくらいなら大丈夫じゃないかと思う人もいるかもしれませんが、そうではありません。