今や全国民の4割以上が悩まされているとされる花粉症。来週、13日頃から季節外れの陽気で本格飛散開始の恐れがあります。

今シーズンは暖冬のためか、宮城県内でもスギ花粉がすでに微量ながら飛び始めているようです。仙台市太白区のtbc本社に設置している花粉観測装置「ポールンロボ」では、2月1日から6日までに計14個の花粉を観測しています。去年の同期間の観測個数はゼロでした。

視聴者の方からも、鼻づまりや目のかゆみなどを訴えるお便りが届いています。
6日にXで行った、宮城在住の花粉症の方を対象にしたアンケートでは、「すでに症状が出ている」と答えた人が全体の46.9%と、半分近くにのぼっていました。

こうした中、来週中ごろは南からの暖かな空気の流れ込みが強まり、宮城県内は13日・14日は最高気温が4月上旬から中旬並みと、季節外れの陽気となる見込みです。

この暖かさで、スギ花粉の飛散が一気に本格化してくるおそれがあります。