総務省は6日、去年1年間の家計調査を発表しました。ギョーザの購入額が前回4位だった鹿児島はPRに力を入れ、日本一を目指していましたが、今回は何位だったのでしょうか?

(鹿児島市の餃子専門店)「率直に残念は残念ですね」

■前回4位の鹿児島市 ことしは「厳しいというか残念」


6日に発表された去年1年間の1世帯あたりのギョーザの購入額は、浜松市が4041円で8回目の日本一に輝きました。2位は前年覇者の宮崎市、3位は宇都宮市でした。
一方、鹿児島市は2059円で全国13位。全国4位だったおととしと比べ、購入額が940円減り、順位を大きく落としました。



県内の飲食店などでつくる鹿児島ぎょうざ協議会では、日本一を目指して2年前からPRを進めてきましたが…。

2年前からPRを続けてきたが・・・


(鹿児島ぎょうざ協議会)「厳しいというか、残念」

6日に発表された購入額は、店からのテイクアウトやスーパーでの購入が対象です。協議会では、新型コロナ5類引き下げによる外食需要の高まりで、ギョーザを自宅で食べる機会が減ったことなどが背景にあるとみています。



(鹿児島ぎょうざ協議会)「上位の浜松も宇都宮も街としてギョーザを根付かせている。歴史の差や、市民とのギョーザを通じた深さの差が出た。協議会設立は、鹿児島が一番後発」


一方で、おととしの2999円を上回れば上位も狙えるだけに、協会は巻き返しを図りたいとしています。餃子の専門店では、ランクアップに直結する自宅で食べる「持ち帰り餃子」の課題を感じている店もあります。