物流の輸送力不足につながるのではと心配される「2024年問題」が迫る中、物流業界の労働環境の改善を目指した研修会が6日、山口県山口市で開かれました。

県トラック協会が開いたもので、加盟する事業者の経営者らおよそ80人が参加しました。
今年4月からトラックドライバーの時間外労働は年間960時間に上限が設けられ、物流業界では、輸送量の減少や人手不足の深刻化が心配されています。
講師に招かれた物流ジャーナリストの森田富士夫さんは「全産業に比べトラックドライバーの賃金が低い」と指摘。
待遇改善へ、労働時間を減らし、賃金を上げる取り組みが必要と説明しました。
また、車両価格や燃料費の高騰分を運賃に転嫁するため、荷主との交渉が必要とも呼びかけました。
防府通運 喜多村誠 社長
「労働時間が減少して賃金が下がるということが懸念されるので、われわれが事業運営するための適正な運賃をいただくということで、働く人の賃金が下がらないようにしたい」
宇部貨物 青山澄男 会長
「やはり荷主とのアプローチをしていかなければいけない。こういうことで困っているので理解してほしいという形でアプローチするチャンスじゃないかなと思う」
県トラック協会では賃金を維持し人材の確保につなげていきたいとしています。
注目の記事
「本当は命を失う場所ではなかった」津波にのまれた指定避難所…震災を知らない大学生が被災地で辿る“後悔と教訓”の15年

「私たち家族の楽しい思い出はすべて消え、苦しみや悲しみに変わった」娘を事故で失った小学校の元校長が訴える“命の尊さ” 修学旅行の引率中に「美果が交通事故で死んだ」と連絡が【第1話】

【「公立いじめ」との声も】授業料無償化先駆けた大阪のいま…公立高校の約4割が定員割れ『私立有利・公立不利』の状況は“負のスパイラル”生む懸念【教育アドバイザー・清水章弘さん解説】

“ながら運転”小学生男児トラックにはねられ2年経つ今も意識不明•生涯要介護も…適用されない『危険運転』両親訴え「罪が軽すぎるのではないか」

家族が死刑囚になったーー「殺人鬼の家族と呼ばれようとも」 残された両親と弟、過酷な現実の中で今も生き続ける

3・11午後2時46分発車の仙石線『命を救った判断』あの日の記憶胸に“ビーチサッカー”で目指す姿【東日本大震災15年】









