宮崎県産の食材を活用して開発された加工食品のコンテスト「MIYAZAKI FOOD AWARD」が、5日、宮崎市で開かれ、椎葉村の幻のハチミツを使ったバターサンドが最優秀賞に選ばれました。

今年で5回目を迎えた「MIYAZAKI FOOD AWARD」。
県産食材を使って開発された新商品を、県内外のバイヤーが評価するコンテストです。

5日は、応募があった50商品のうち、1次審査を勝ち抜いた20の商品が審査されました。

そして最優秀賞に輝いたのが、椎葉村のバターサンド専門店「菓te‐ri」が開発した「秘蜜のバターサンド」です。

(菓te‐ri 椎葉昌史社長)
「椎葉村の食材を初めて使ったバターサンドで挑戦させていただきまして、このような賞をいただけて本当に心からうれしく思っています。これまで泣いたこととかなかったが、初めて泣くつもりもなかったが涙が出てきまして、今回頑張って本当によかったなと思いました」

商品のこだわりは「はちみつ」。
椎葉村で年に1回だけ採蜜される幻のハチミツ「椎葉の秘蜜」を使用しています。

(菓te‐ri 椎葉昌史社長)
「蜂蜜を贅沢に使ってるので、しっかり、食べた方が蜂蜜だなってわかるような感じの商品になってます」

これまでフルーツやクリ、お茶などを使用したバターサンドで人気を集めてきた「菓te‐ri」。

椎葉村の食材を使用したバターサンドは、初の試みだそうです。

(菓te‐ri 椎葉昌史社長)
「県外に催事とか行くのですが、宮崎県内が一番買っていただくんですよ。宮崎の皆さんに本当に応援していただいてるので、宮崎の皆さんに、もう県民全員に食べていただきたいなという思いで頑張っています」

日本三大秘境、椎葉村の幻のハチミツを贅沢に使ったバターサンド。
宮崎の食の魅力がまたひとつ増えました。

これまで5回開かれた「MIYAZAKI FOOD AWARD」で、「菓te‐ri」が最優秀賞を受賞するのは3回目となります。

「秘蜜のバターサンド」は、今年の夏ごろ販売が始まる予定です。