綾野剛さん　齋藤潤さんからの手紙に　“来るもんがありますね”　感激の抱擁

5日、映画『カラオケ行こ！』大ヒット御礼舞台挨拶に、俳優の綾野剛さん、齋藤潤さんらが登壇しました。

 
映画『カラオケ行こ！』は、和山やまの人気マンガを映画化。齋藤さん演じる合唱部部長の中学3年生が突然、綾野さん演じるヤクザにカラオケに誘われ歌の指導を頼まれるという奇抜な設定と予想に反するエモい展開。
 
舞台挨拶では、齋藤さんのオーディションから参加して、俳優としての成長を見守ったという綾野さんへ、齋藤さんから感謝の手紙が読み上げられました。

 
齋藤さんは“あこがれの大人である剛さん、そして俳優である綾野剛さん、お会いするまでは画面越しに見ていた僕。そして、一緒にお芝居させていただいた時間、こうして同じ舞台に立っていることをいつも夢のように思っています。ありがとうございます。”と感謝。

 
続けて、“撮影時、僕がひとりの俳優としてのスタートラインを切るために立ち向かわなければならないものに向き合っている間、いつも隣で見守り、支え続けて下さいました。”と、撮影時を振り返り“もうすぐ剛さんに会う機会がなくなってしまうと思いますが、必ずまたお仕事、お芝居できるように僕もがんばります。僕もこれからひとつひとつの役を生きていく中で、たくさんのものと出会って、自分の成長への起爆剤にしていけたらと思っています。お忙しいと思いますが、健康第一でいて下さい。”と、綾野さんに対してメッセージを贈りました。

 
齋藤さんからの手紙が読み終えられると、綾野さんは、齋藤さんに近づき熱い抱擁。綾野さんは“来るもんがありますね”、“とてもまっすぐな言葉”、“自分にはもったいないなと思うくらい素敵な文章をいただきまして、とても感銘を受けております”と返答。

 
続けて、“オーディションの時、出会った時から、きょうまで、そしてこれから、『カラオケ行こ！』という作品、原作、現場、それは彼（齋藤さん）の俳優としての、役者としての誕生を目撃した瞬間だと思っています。”と、語ると“これからの彼をどう僕たちが、ちゃんと見つめ続けることも、とても大切だなと思っていて、その「見つめ」が彼を成長させ育てていくと思っています。”と、続け“必ずまた共演しましょう”と、再び共演することを誓いました。