俊一さんがリウマチを患い、一時は店に立つことも困難に。
加えて、新型コロナや物価高が店を襲いました。

味処四季 山中ユカリ 店長
「まだ全部1人でどうこうできる状態じゃなかったので…もう終わったなって思いました。父は本当に一時寝たきり状態でしたし。」

それでも、家族で協力しながら守ってきた「味」。
具材たっぷりのアツアツ、とろとろのあんかけちゃんぽんは、父から娘へ受け継がれていきます。

味処四季 來海恵子さん(妹)
「やっぱり私たちはお父さんのちゃんぽんを見てきてるんで。ここぞとばかりに野菜を盛っちゃう!」
味処四季 山中ユカリ店長(姉)
「お客さんにお腹いっぱいになってもらって、満足して帰ってもらったらいいなと思います」

親子で紡ぐ至高の1杯。
きょうも多くの客の体を、そして心を温めます。