“ちゃんぽん番長”こと 林田真明さん
「目を転じると、秋田の方にもとろみがあるちゃんぽんがございまして。とろみがあると、温度が下がらない。すごく保温効果があって、いつまでも温かく食べられるんです。寒い地域ならではですね」

実は「とろみ」がついているのは、寒い地域のちゃんぽんの特徴なんだそうです。

ちゃんぽんについての理解が深まったところで、再び味処四季へ。
厨房を覗いてみると…

「その後はA2つ!」

次から次へと入る注文に、皆慌ただしく動き回っています。
四季の強みは、「家族経営ならではのチームワーク」。
厨房担当が父・生田俊一さん(65)と長女の山中ユカリさん(41)。
母・生田規子さん(67)は洗い場、
次女・來海恵子さん(38)はホールを担当しています。

現在の店長は、長女のユカリさん。
3年前、俊一さんが作り上げたちゃんぽんの味を残していこうと、妹・恵子さんと共に店を引き継ぎました。
そこには、あるきっかけが…