長野県宮田(みやだ)村で2020年に発生した殺人未遂事件で、全国に重要指名手配されていた暴力団幹部の金成行(きん・しげゆき)容疑者が1日未明、仙台市内で逮捕されました。
捜査関係者によりますと、金容疑者は数か月前から仙台市内のアパートに住んでいたとみられ、警察が逃走の経緯などを調べています。






夜明け前の宮城県仙台市。
捜査員が連なり、物々しい雰囲気に包まれました。
近所の人:
「乾いた銃声みたいな(音が聞こえた)」
重要指名手配犯が潜むアパートの一室に、長野県警の捜査員が閃光弾を使って突入しました。
森記者:
「重要指名手配となっていた金容疑者。3年余りの逃亡の末、逮捕となりました」
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、指定暴力団絆會(きずなかい)の幹部で、住所・職業不詳の金澤成樹(かなざわ・しげゆき)こと金成行(きん・しげゆき)容疑者55歳。
調べによりますと、金容疑者は2020年9月28日、宮田村のラーメン店の駐車場で、51歳の男性の腹を拳銃で撃って殺害しようとした疑いが持たれています。