「体一つでチャレンジできる」目標は世界チャンピオン
実はこれまで野球やラグビーなど様々なスポーツに挑戦してきた宍戸さん。しかし、チームプレーが求められる状況に少なからず葛藤を抱えていました。
宍戸さん「個人競技のほうが向いていたのかなと。団体スポーツをやりながら思っていた」
知人に誘われてたまたま始めたアームレスリング。個人の力量が最大限発揮できる競技性にすぐに魅了され、競技を始めて9年が経った今も向上心は高まるばかりです。
宍戸さん「誰でも体一つでチャレンジできる。大人になってから表彰されたり、そういう喜びもあるのでかなりいいと思う」
競技に打ち込むうちに、人間的な成長も実感しています。「チャンスを与えてくれたアームレスリングで地域の活性化に貢献したい」。そんな思いから、所属する道場の先輩たちと、全国から参加者を募り、誰でも出場できる大会を県内で開催しました。

アームレスリングから繋がったたくさんの縁。多くの人に支えられた恩返しの気持ちを胸に、さらなる高みを目指します。
宍戸さん「まずは世界大会でメダルを取ること。あわよくば優勝までできればいい。そこを目標にがんばっていきたい」
福島から世界チャンピオン誕生なるか、今後も注目です!