島根県教育庁教育指導課 松本竜一 指導主事
「そろばんを使って数を表したり、足し算や引き算の計算の仕方について知ることで計算する力が身につきます。
また、そろばんの仕組みを知ることで、同じ「1」でも、一の位の1と、十の位の1では違う大きさの数を表している、という位の考え方を理解して、大きい数や少数の簡単な計算の仕方が身につきます」

数字を見るだけではない方法で、算数を学ぶ。そういった狙いが、学校のそろばん学習にはありました。

ところで、教室で教える先生。実は、教員ではなく、そろばん教室から派遣されたボランティアなんです。

島根県教育庁教育指導課 松本竜一 指導主事
「本当は専門的に指導しないといけないのですが、なかなか全員の教員が難しい部分もある中で、専門の方の力添えもいただきながら、より子どもに力が身につくように指導できれば」

学校で、そろばんを習ったこどもたちは?

小学生
「そろばんは初めて見たから、難しそうだったけど、やってみたら楽しかったです」
「10の繰り上りは、一瞬、意味が分からなかったけど、教えてもらって嬉しかったです」
「今日は、繰り下がりの計算があったけど、そろばんだったから、楽しくできました」