再び、松江市内のそろばん教室。そろばん教室に通う子どもたち、習い始める年齢が下がってきていると言います。

坪内珠算学校 吉田麻由美 校長(島根県珠算学校連盟会長)
「昔に比べると、幼児期から始められる方が増えていて、脳が柔らかいうちに、そろばんや数字に触れて、計算に強くなったり、数字が好きになって、1年生になった時に、算数が得意になるというのが狙いで、低年齢から始められる方が、非常に多くなりました」

子どもがそろばん教室に通う親
「習い始めが年長だったので、(小学校で)つまづくこともなく、足し算とか、1年生とかで掛け算・割り算も習い始めたので、他の子に教えたりということもできていたので良かったです」

さらに、そろばん学習によって、計算力以外の力も身につくといいます。

坪内珠算学校 吉田麻由美 校長(島根県珠算学校連盟会長)
「そろばんというと計算力というイメージがあると思いますが、その他にも、集中力・記憶力・忍耐力・処理能力、様々な力を身につけることができるので、そういったところを低年齢の頃から、身につけてほしいと思います」

島根県には、江戸時代から受け継がれ、国の伝統的工芸品に指定されている「雲州そろばん」があり、私たちにとっては、身近な存在です。
この機会に、子どもの頃を思い出して、そろばんに触れてみてはいかがでしょうか?