キンギョソウを育てる夫妻を訪ねて…

震災後、浪江町はトルコギキョウが特産として知られていますが、「キンギョソウ」も育てている農家もいるんです。「なみえ花工房」の渡瀬夫妻です。

渡瀬さんたちは、神奈川県出身。5年前に地域おこし協力隊として川内村にやってきました。その後、浪江町に移り住み、花を生産しています。

渡瀬さん夫妻

なみえ花工房・渡瀬正教さん「(花き農家)1年目にトルコギキョウの後作の冬作として何種類か(花を)生産したんですが、市場の評価も一番高かったのがキンギョソウ」

評価が高い理由のひとつは、茎にありました。

なみえ花工房・渡瀬恵美さん「茎がなぜかうちのキンギョソウは太くて栄養分、水分をたくさん蓄えているので、切った後でも長持ちするというのがすごく評価していただいているところ」

一般的な茎の太さのものと比較してみると、違いが分かります。太くなった理由は、土との相性がよかったのではないかということです。

キンギョソウはキンギョに似ているといわれていますが、渡瀬さんたちは…。

渡瀬正教さん「達人になってくるとクマさんに見えてくる」
松井アナ「クマさん?!」
渡瀬恵美さん「ぬいぐるみのクマさんに見えたり、帽子を被った赤ちゃんに見えたり」

もういちどよく見てみると…。

松井アナ「見えます!見えます!」

上の花びらが耳に、真ん中の縦の線が鼻の下に見える気がしませんか?