7月16日(日本時間)「世界陸上オレゴン」がいよいよ開幕する。世界記録保持者や五輪メダリストが集結する陸上の祭典で、日本勢のメダル獲得が期待されるのがいまや“お家芸”ともいわれる競歩。中でも注目を集めるのが、旭化成所属の池田向希選手(24、浜松日体高卒)と川野将虎選手(23、御殿場南高卒)。静岡ゆかりの同い年が世界の頂点へと挑む。

持ち味のピッチに磨きをかけ五輪に続く表彰台を狙う池田

2021年夏、日本中を熱狂させた東京五輪。札幌を舞台に行われた20キロ競歩で銀メダルに輝いたのが池田だ。最高の舞台で表彰台に上った池田だが、どうしてもリベンジしたい舞台がある。それが世界陸上だ。