自民党の茂木幹事長は、派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件を受け、自身が会長を務める茂木派について「いわゆる派閥は解消する」と表明しました。

自民党 茂木敏充幹事長
「いわゆる派閥としては解消し、お金や人事から完全に決別します」

茂木幹事長は裏金事件を受けて設置した政治刷新本部の中間とりまとめに沿って茂木派も対応していく考えを示し、今後は「新たな政策集団に脱皮していく」と述べました。

また、小渕選対委員長らが派閥からの離脱を表明するなか、党四役が派閥を離脱するべきかについて、「派閥に属しているかどうかで選挙や人事において異なる対応をしてきたことはない」「中立公正な立場で対応していく」と話し、自身は派閥を離脱しない考えを示しました。