◆「櫛田入り」で「博多祝い唄」


「舁き山笠」を山小屋から櫛田神社に移動させ、「櫛田入り」する8つの流の先頭でその時を待ちます。


*気合いを入れて「櫛田入り」、「博多祝い唄」


未明の清道に響き渡る「博多祝い唄」も3年ぶりです。


「ヤー、オイサ」

目標タイムには届かなかったものの、美川さんは一番山笠での「櫛田入り」という大役を無事に果たすことができました。


美川大空さん「34秒?もう少しいきたかったですね。あとは全コース頑張ります」

◆鼓舞する“赤手拭”美川大空さん

舁き手をとりまとめる赤手拭を務める美川さんは、廻り止めに着くまで、時には指示を出し、時には自身で山笠を舁いて流を鼓舞します。


「廻り止め」が近づくとラストスパートも見せ、約5キロのコースを駆け抜けました。


「最後にあれができるのは、おまえらしかおらんぜ」「疲れたマジで」「最高や」

◆「無事に終われてよかった」

恵比須流 幸尾真治取締代表「一番山笠の責任を果たし、無事にここに戻って来ることができました。最後に博多祝い唄、手一本で本年の山笠行事を取り納めたいと思います」


恵比須流 瀬戸浩隆総務「舁き手のみんなも突っかけることなく、きれいに入ったことが分かっている。みんながほっとした顔で私の顔を見る。それがありがたくて」


美川大空さん「思った以上に、きれいに回れていたんじゃないかと思いますし、しっかり廻り止めまで持って行けたのでよかったです。総務たちが、ずっとやっているのを見てきたので、少しでも力になれたらいいと思って僕たちもやってきたので、無事終われてよかったのと、満足されているか分からないけど、うれしそうな顔をされていたのでよかったなと思います」


「令和4年一番山笠標題【我誓「博多総鎮守」】手一本いれて終わります」