能登半島地震で被災した一部の市や町で、27日からボランティアの受け入れが始まります。それを前に、住民からの要望を把握するための現地調査が行われました。石川県穴水町では、社会福祉協議会の職員が町内の住宅を回りニーズなどを調べました。
77歳の夫と2人で暮らす池上あけみさんは、家にあった食器棚やたんすが地震で倒れました。けさ、社会福祉協議会の職員らが池上さんの自宅を訪れ、たんすを起こしたり、使えなくなった冷蔵庫と冷凍庫を軽トラックに載せて、災害廃棄物の処理場に運んでいました。池上さんは「助かります、家の中はたんすとかみんな倒れていたので全部起こしてもらった。(夫と2人では)重くて全然動かなかった」と話していました。
穴水町社会福祉協議会・関則生 事務局長「一般のボランティアは危険なので屋根に上がれない、ニーズは積み残したままという課題はあるが、荷物の搬送、これにいまたくさんニーズがある」
27日からボランティアの受け入れが始まるのは、穴水町のほか七尾市、志賀町で、ボランティアはバスで金沢市から被災地に入って住宅の片付け作業などを担うということです。
ホームページで事前に登録した人の中から、石川県が来月2日までの1週間分のべ560人分を募集したところ、わずか2~3分で定員に達したということです。
ボランティアに事前登録した人は県内だけで4000人、県外からは1万500人いますが、被害が大きかった輪島市や珠洲市では、まだ住民のニーズを把握しきれておらず、ボランティア受け入れのめどがたっていないなど、自治体によってバラつきが生じています。

















