石川県白山市内の工場の地下水から、発がん性が懸念される有機フッ素化合物PFASが検出された問題で、石川県は新たに石川県能美市の井戸から国の指針値を超えるPFASが検出されたと発表しました。

石川県白山市にある「DIC北陸工場」敷地内の地下水から2026年2月に有機フッ素化合物のPFASが検出されたことを受け、石川県では白山市と能美市で希望のあった井戸の水質調査を行っています。

この結果、新たに、能美市吉原釜屋町の井戸1か所から、国の指針値のおよそ2倍のPFASが検出されたことが分かりました。この井戸は飲み水としては使われてはいなかったということです。

これまでの調査で、国の指針値を超えるPFASが検出された井戸は59か所で、このうち4か所は飲料水として使われていました。

一方、石川県は、指針値を超えた井戸から、概ね500メートルの範囲内で新たな汚染が確認されなかったとして、2026年2月から行ってきた一連の調査を終えると発表しました。今後はこれまで調査を行ってきた地域内の井戸を継続的に監視していく方針です。