体の様々な感覚を他者と共有する技術、BodySharingの研究・開発を手掛ける企業、H2Lが、県内のIT人材育成に寄与したいと、県内に支店を設置したと発表しました。

H2Lは、県出身の工学者で琉球大学教授の玉城絵美さんが、2012年に設立した企業です。筋肉の膨らみから体の動きや力加減を読み取り、体の様々な感覚を他者と共有できる世界初の技術、BodySharingの研究・開発を手掛けています。

このほど、沖縄振興開発金融公庫の出資を受け、玉城さんの地元である沖縄に支店を設置したと発表しました。

H2L代表 玉城絵美さん
「県内の様々な研究機関と連携できる人材を育てることによって、沖縄県を特に最先端のIT技術の事業展開を実施する拠点のひとつとして考えている」

沖縄支店の設置にともない、H2Lでは、県内の大学や企業などと連携してさらなる技術開発を進めるほか、次世代を担うIT人材の育成にも力を入れる方針です。