詳しい作り方や製造現場の取材はNG…とのことで、気になる「はんごろし」というネーミングについて、聞いてみました。

美寿々屋本舗 黒岩陽子(あきこ)さん:
「作ったのが父親で」
「はんごろしキムチはですね、野沢菜の水分を半分殺すというところから来ていまして」
命名の由来は、ぼたもちから。
もち米を半分つぶしたぼたもちを「はんごろし」と呼ぶことから、野沢菜の水分を半分抜いたものを「はんごろし」と表現したそうです。
美寿々屋本舗 黒岩陽子さん:
「ついた具合で味も食感も違うというところから、野沢菜も水分を半分殺すところで命名したと」
もう一つ気になるのが、「冬期限定・生」の表記。
美寿々屋本舗 黒岩陽子さん:
「生タイプは12月から3月まで野沢菜が一番おいしい時期になりますので、フレッシュなままの甘さを歯ごたえを味わっていただきたいので、非加熱で生の状態でお届けしております」

はんごろしキムチには加熱殺菌してある「通常」タイプと、この時期限定の「生」タイプの2種類があるとのこと。
「生」タイプは賞味期限が短く、生産量が限られているため、長野駅のほか白馬や野沢温泉などの観光地にある6つの土産店でしか販売されていないのだそうです。
美寿々屋本舗 黒岩陽子さん:
「旅行の方のおみやげもあるんですけど、地元の方がこれを探して」
「地元の方にも愛されている商品」