能登半島地震の影響で運休していた北陸鉄道の奥能登方面の特急バスの運行が25日から再開されました。
運行するのは、金沢駅から穴水町を経由して輪島市・珠洲市・能登町へ向かう路線で、輪島市は1日2往復、珠洲市と能登町はそれぞれ1日1往復です。
バスは約1か月間、無料で、自宅への一時帰宅などを支援するため、被災者とその親族を優先とします。
「震災で車が津波に流されてしまって今、金沢にいる。久しぶりに荷物を取りに戻ろうと思っています。車が無いのでありがたい」(能登町の自宅を確認に行く女性)
「乗り合い路線で特急バスを再開する。能登の方皆さんを元気づけることにもなるし、従業員も明るく感じられるのではないかと思う」(北陸鉄道宮岸武司社長)
輪島とを結ぶバスは、平日、休日とも金沢駅西口発が午前7時半と午前9時、輪島市役所発が正午と午後3時です。珠洲方面は、金沢駅西口発が午前7時、すずなり館前発が午後3時です。能登町方面は、金沢駅西口発が午前8時、能登町役場前発が午後3時です。