来年春の石川県知事選挙をめぐり、国民民主党県連は20日、新人の山野之義氏を「支持」することを決めました。

知事選をめぐっては、すでに出馬を表明している現職の馳浩氏と、新人で前の金沢市長、山野之義氏の2人が国民民主党県連に推薦を求めていました。


県連は今月13日の会合で、衆議院議員時代の裏金問題を理由に馳知事を推薦しないことを決定。20日に開いた臨時の三役会議では、山野氏の推薦について再び協議が行われました。

山野氏とは、政策面での「合意がとれた」とする一方、党内でも意見が分かれたことから「推薦」は出さず、「支持」とすることを決めました。

国民民主党県連・小竹凱代表
「一人ひとりの意見をしっかりと反映させていく中で今回は支持ということでご理解を皆さんにもいただいた。そのうえで県連としてしっかりとバックアップはしていきたい」

知事選を巡っては、自民党県連と県議会第二会派の「未来石川」が馳氏を推薦、社民党県連合も支援を決めていて共産党も候補者擁立を検討しています。