従業員の健康は“将来への投資” 企業イメージの向上や従業員の定着化

全国健康保険協会(協会けんぽ)長崎支部 橋本純生支部長:
「特に長崎県では全国的にも人口減少が進んでおりまして、人手不足が深刻になっています。企業の経営者の方が、(従業員の)健康管理に気がけていただくこと、大切に思っていただくこと、これで企業のイメージも明るくなりますし、あとは従業員の定着化、それから新規採用のやりやすさにも繋がってくるんではないかなと。
“将来の投資”ということをお考えになる経営者が増えてきたなという風に肌で感じます」

【住】“給料” や “労働時間”と違って『会社が従業員をどれだけ大切にしているか』は、なかなか目に見えにくいですよね。“健康経営への取り組み”は一つの物差しになるかもしれないですね。

【平】“人材”は企業にとって、大切な宝物ですから、従業員が心身ともに健康で仕事ができるようにするのが「健康経営」なのです。
それにより──
(1)従業員の欠勤・休職や離職を少なくする
(2)生産性が向上する
(3)企業のイメージや価値が向上する
(4)医療費を削減する といったことが期待できます。

ウォーキング写真投稿 や 野菜弁当の日 コミュニケーションを強化

従業員の健康を守ろうと、独自のアイデアで健康経営に取り組む企業のうち、長崎市と諫早市の企業の取り組みをご紹介します。