人手不足が深刻な中、企業の経営者は従業員の健康を重視し『健康経営』を通じて企業イメージの向上や従業員の定着化を図っています。
『健康経営推進企業』は従業員の健康を“企業の財産”と捉え、健康促進とコミュニケーション強化に取り組んでいます。

【住吉光(以下:住)】長崎の暮らし経済ウイークリーオピニオン。平家達史NBC論説委員とお伝えします。

【平家達史NBC論説委員(以下:平)】今週のテーマは──

“健康経営”とは? 長崎県内企業の取り組み

住吉さんは、「健康経営」という言葉をお聞きになったことはありますか?

【住】「健康経営」と聞くと、会社の“健全な経営や発展”というイメージを持ちますが、どういう経営なのでしょうか。

【平】それも大事なことですよね。健康経営とは「従業員の健康を“会社の財産”と捉え、従業員の健康づくりに会社が積極的・戦略的に取り組むこと」で、国も推奨しています。