親子でスキンシップを楽しむベビーヨガがいま注目を集めています。その「生みの親」の女性が富山市にいます。

ヨガ講師の高橋由紀さん。高橋さんは能登半島地震の3日後から石川県能登町の被災地にかけつけ、支援活動を始め、その後も毎週支援を続けています。その行動のきっかけは、5年前に家族3人を失ったつらい経験でした。最愛の娘2人と母親を火事で亡くしたのです。

悲しみに暮れる中で、そのとき周囲の人に助けてもらった体験「人の温かさとかありがたさとかっていうのを実感していたので…」

自分の受けた恩を必要な誰かに返す…心に刻まれた“恩返し”への思いを聞きました。

母親と赤ちゃんがスキンシップを楽しむベビーヨガ。

ヨガ講師 高橋由紀さん:「座骨で歩くようにして前に進む。前に進んだり後ろに下がったりしていきます。汽車 汽車 しゅっぽしゅっぽ しゅっぽぽ~♪」

赤ちゃんを抱っこしたりマッサージしたりして、健康づくりを行うとともに、親子の信頼関係や愛情を育むことができると近年注目を集めています。

参加した母親:「自分では分からない、やらない動きを教えてもらえるのですごいこの子の気持ちに立ってできるのがありがたい、楽しんでます」「この子に合った成長を教えてもらえるし安心して、心が」

このベビーヨガの第一人者として活躍しているのが富山市の高橋由紀さん(46)です。