福島と台湾を結ぶ定期チャーター便が4年ぶりに就航するなど台湾に注目が集まるなか、23日、福島県柳津町で、福島と台湾の大学生が、町の名物を通して交流しました。

柳津町の名物と言えば「あわまんじゅう」。

福島大学の学生「トライトライ、真ん中、くるんくるん」

福島大学の学生と一緒にあわまんじゅうを作ったのは、台湾から訪れた国立台北大学の学生たちです。この交流は、福島大学で地域行政を学ぶ学生たちが企画したもので、台湾の大学生に県内の魅力を伝え、交流を深めようと行われました。

福島大学の学生「平ら、平ら、まっすぐ、OKOK、そしたら、薄く、少し、リトルリトル」

初めてのあわまんじゅう作り。大学生たちは協力しながら、慎重に包んでいきます。そして…。

福島大学の学生「うまい、上手!」

無事、あわまんじゅうを完成させることができました。

台北大学の学生「初めてのまんじゅうは失敗したけど、日本の友達に教えてもらって、2つ目からきれいに作れた」

また、会場では、こんな場面も。

台北大学の学生「好吃(おいしい)」
福島大学の学生「好吃」

「おいしい」という思いを互いの言葉で教え合い、それぞれの文化への理解を深めていました。

台北大学の学生「福島県はみんなが思うより魅力的な所だと思いますので、機会があれば、是非ここに来てくださいねと伝えたい」

交流は28日まで行われ、福島市の飯坂温泉や飯舘村を訪れる予定です。