ゆりかご型にソファ型に…座席の種類は100種類

さらに、バリエーションが豊富なのは、図書だけではありません。ゆりかごのようなものから、加賀五彩をイメージしたカラフルなものまで、館内の至るところにおよそ100種類もの座席が設けられています。なかには、全体を360度見渡せる特等席も。どの座席で読書を楽しもうか、迷ってしまうのも楽しいポイントです!

記者
「図書館内ではお喋りOKなんですが、静かに本を読みたい方には個室も完備されている」

このほか、これまでの図書館のおよそ10倍に面積を拡大した「こどもエリア」では、子どもたちがのびのびと体を動かして遊ぶことのできるアスレチックなど、親子連れには嬉しい仕掛けも施されています。

2019年に整備が始まってからおよそ3年、いよいよお披露目の時。新たな施設の開館を今か今かと待ちわびるのは、県民だけではなくこれまで準備に携わってきた県の担当者も同じです。
県文化振興課・嘉門佳顕専門員
「一人でも多くの人に楽しんでもらうぞという思いで本当に頑張ってここまで来て、いよいよ皆さんのものになる。この図書館いいな、この図書館がある地方っていいなと思って貰えたら冥利に尽きる」
新県立図書館は16日オープンを迎え、午前中に記念式典が行われたあと、午後1時から一般公開が始まります。