“岸田の乱”でいざこざの中…通常国会迫る

日比キャスター:
今後の政治日程を見てみますと…

1月25日:政治刷新本部中間とりまとめ
1月26日:通常国会招集
1月29日:予算委員会集中審議
1月30日:総理施政方針演説

4月:衆院補欠選挙
6月:通常国会会期末
7月:東京都知事選挙
9月:自民党総裁任期満了

通常国会召集は26日(金)に迫る中、党内でいざこざがあったままで大丈夫なのでしょうか?

後藤政治部長:
岸田さんの目線で考えると、自民党の派閥のあり方をどうするかというのが一つ。

加えて、政治資金規正法の改正をして派閥パーティーをどうしていくのか、あるいはパーティーのお金の不透明な部分をどう法律で律していくのか、それを示した上で有権者に納得のいく説明を国会の場でしていく。それしかないんじゃないかなと思います。

日比キャスター:
茂木氏も「問題が起きた組織を解散すれば、すべての問題が解決するということではない」と話しています。安倍派幹部7人についても、説明責任を果たすように要請したということで、まだ我々は全く納得できてないですよね。

後藤政治部長:
自民党内の自浄作用だけでは限界があると思います。自民党ではない、野党や専門家などの目線で検証・事実究明をしていくのは、引き続き課題になってくると思います。