「あなたの耳は以前のようには戻りません」医師からの一言
事態の深刻さを痛感した早速、耳鼻科を受診。診察が始まるまで、きちんと治療をすれば大丈夫だと思い疑っていませんでした。
しかしー
「あなたの耳は以前のようには戻りません」
医師から告げられた衝撃的な言葉でした。納得できない私に「手術をしても、薬を飲んでも治るものではない」と診断結果を言い渡したのです。
症状が出てから、あまりにも時間が経ちすぎていたことが原因でした。

そこから私が取る事ができる選択肢は▽補聴器を使用する▽ほとんど効果はないが血流がよくなる薬を飲む、の2つのみ。自分が障害を持つとは考えたこともなく、藁にもすがる思いで薬を飲むことを選択しました。
しかし医師の言う通り、全く効果はありませでした。
何か方法はあるはずだと、他の複数の病院も受診し、県外の大きな病院にもかかりましたが、診断内容は全く同じでした。家族とのやりとり、仕事への影響などこれからの生活への影響を考え、私は補聴器の購入を決めました。