強制より参加が多くなった

保護者の負担を減らそうと試験的に導入されたボランティア方式。
初めての行事となった、5月の運動会、準備や後片付けなどを手伝うボランティアに、予想を上回る50人以上が手を挙げてくれました。

写真:安藤長さん提供


(小松台小PTA 安藤 長 会長)
「むしろ、去年・おととし、1人1役というか、強制的にやっていたときよりも参加率は多かったかなと思っています」

舌さんも、当日、飛び入りのボランティアとして、後片付けを手伝いました。

(舌 友明さん)
「新しくこういった制度がスタートしたっていうことは面白いし、すごいな」


夜の会議もなくなる

ボランティア方式への移行は、こんなメリットもあります。

以前は、部会ごとに、2か月に1回程度、保護者と教員が夜に集まって会議を開いていましたが、これも必要なくなりました。

(小松台小PTA 安藤 長 会長)
「定期的な集まりもなくなった。お母さんたち、お父さんたち、親御さんの負担は結構減ってるんじゃないかな」


学校側にも「働き方改革」

今回の見直しは、学校側にとっても、働き方改革につながると言います。

(小松台小学校 白地 浩 校長)
「夜の会議が少なくなるということは、自宅で家族と一緒に過ごす機会も増えてきておりますので、そういう点ではリフレッシュが図れるという風に考えております」