落語家の錦笑亭満堂さんが日本武道館で「三遊亭とむ 改メ 錦笑亭満堂 真打昇進興行 〜満堂フェス in 日本武道館〜」を行いました。落語家による日本武道館での独演会は春風亭小朝さんに次ぐ2人目。真打昇進興行としては史上初となります。

錦笑亭満堂さんは、1999年にお笑い芸人・末高斗夢としてデビュー。
2011年落語家に転身し、2014年に二ツ目に昇進して「三遊亭とむ」に。
去年7月に真打に昇進し、名前を「錦笑亭満堂」に改めました。
公演前、会見を行った満堂さんは、大勢集まった報道陣に“これ、謝罪会見とかで見たことあるやつ!“と大興奮。“ずっとリハーサルしてるんですけど、「これ、誰の公演だろう?」と思うくらい大掛かりなのでフワフワしてます“と、大舞台を前に緊張気味に話しました。そして“演出はものすごいです。信じられないくらいお金がかかってます。武道館でやるのが夢でしたから、かなり豪華になっています“と、自信を見せました。

この日のゲストには、サンドウィッチマンやナイツのほか、チェキッ娘、DJ KOOさん、ピコ太郎さんらが出演し、漫才あり、歌唱あり、DJありの豪華共演が実現することに。満堂さんは“お世話になってる先輩たちが『真打になった時には力を貸すよ』と言ってくださって“と感謝しつつ、“まだ出演料は交渉してないんですけど“と笑わせました。
また、出演が予定されていたスピードワゴン・小沢一敬さんが活動休止により急きょキャンセルとなったことについて“(相方の井戸田潤さんが)1人で出てくれますし、小沢さんからは連絡ないですけど、井戸田さんが『お前と一緒に何かやろうか』と言ってくださったんで。もしかしたら(井戸田さんと)コラボするかも“と明かしました。記者から“新生スピードワゴン?“と振られると、“そんなわけないでしょ!“と全力否定し、笑いを誘っていました。

さらに、1月20日に亡くなったことが伝えられた電撃ネットワーク・南部虎弾さんについては“イベントやお笑い芸人時代も何度かご一緒させていただいて、もちろん大先輩ですし、本当にびっくりしました。こないだエスパー伊東さんが亡くなって、南部さんコメント出してましたよね。だから衝撃で“と沈痛な表情。“南部虎弾さんはレジェンドですし、いつまでも目標になる人だと思います“と偲びました。

そして最後に、「武道館」で謎かけをリクエストされると、“謎かけとか何も考えてなかった!“と大あわて。考え込んだ後にひねり出し、“「武道館」とかけまして、「将棋の永世八段」ととく、そのこころは、「九段下」“と、きめたと思いきや、“これ合ってんの??俺、将棋とかなんにも分かんないんだよ。合ってます?“と報道陣に聞き返し、さらなる爆笑が起きていました。
【担当:芸能情報ステーション】