1月17日、発生から29年となった阪神・淡路大震災。家屋の倒壊と火災で多くの命が失われました。悲劇をいかに防ぐか、今も問われています。

29年前の教訓とは―?

6千人以上の人が亡くなった阪神・淡路大震災から29年を迎えました。

灯籠で「ともに」の文字がかたどられ、今回の能登半島地震の被災者に向けた思いが示されました。

淡路島北部を震源として、関西を襲った最大震度7の大地震。この時多くみられたのが、1階部分が押しつぶされたビルや民家です。

全壊した家屋は、10万棟以上にのぼり、犠牲者の8割近くが家屋や家具の倒壊などによる「圧死・窒息死」でした。