能登半島地震の被災地の避難所で炊き出しを行った岩手県大槌町の会社が20日、報告会を開き、被災地での継続的な支援の必要性を訴えました。
報告会を開いたのは大槌町でシカ肉の加工などを行う会社・MOMIJI(もみじ)です。MOMIJIでは今月6日から16日まで3人がキッチンカーで石川県の七尾市や輪島市の避難所を回ってカレーなど温かい料理の炊き出しを行いました。東日本大震災で家族を失くした兼沢幸男社長は「東日本大震災の津波の映像を思い出して避難した人がいた」などと報告しました。MOMIJIでは今後も支援活動を続ける予定です。