岩手県花巻市の花巻東高校野球部のグラウンドわきに新たなモニュメントがお目見えです。スタンフォード大学の佐々木麟太郎選手も出席して、お披露目のセレモニーが行われました。

11日、お披露目されたのは、菊池雄星投手と佐々木麟太郎選手のステンレス製のモニュメントです。

アメリカから帰国していたスタンフォード大学1年の佐々木選手や関係者が集まり、セレモニーが行われました。
これは、北上市の精密部品メーカー「ベスト」が制作・寄贈したもので、縦およそ1メートル17センチ、横82センチほどの大きさ。
メジャーリーグ・エンゼルスの菊池投手が手がけたトレーニング施設K.O.Hの完成と、佐々木選手が花巻東時代に打ち立てた通算140本塁打の記録を祝い設置されました。

(浅見キャスターリポート)
「こちらは菊池雄星投手のモニュメントです。投げる瞬間の様子が描かれていて躍動感があり、かっこいいですね」

一方、佐々木選手のモニュメントは、フルスイングで打球を捉えた様子が迫力満点にデザインされています。

モニュメントを見た本人は。

(佐々木麟太郎選手)
「あくまで140本非公式だが、本当に光栄だし、大変うれしいこと。ここからさらに気を引き締めて、こういうのも自分自身のモチベーションにしながら今後もがんばっていきたい」

2023年のMVPとホームラン王を祝って設置された大谷翔平選手のものも含めて、花巻東高校野球部のグラウンド脇に3つ並んだモニュメントは、県内外の人たちからさらに注目されそうです。