■自宅療養者4.5万人を超える 依頼増の食糧配送サポートとは
また、東京の自宅療養者も5日~12日の1週間で2倍以上に急増。12日時点で4万5000人を超えました。この事態を受け、小池都知事は12日・・・
東京都 小池百合子知事
「自宅療養の方々のサポートセンター、"うちさぽ"と呼んでおりますけれども、ここでの自宅療養態勢、第6波のピーク時の水準に引き上げております」
東京都は、2022年1月に「自宅療養サポートセンター」、通称「うちさぽ東京」を設置。24時間態勢での電話相談や、食料品の配送などの支援を行っています。レトルトのご飯やカップ麺、飲み物など、7日分が用意されます。
さらに 都の支援とは別に自宅療養者向けの食料を準備する自治体もあります。
世田谷区では、7月4日の食料配送の依頼は22件でしたが、1週間後の11日は83件と、4倍近くに増えています。
リポーター
「東京都・調布市では、新型コロナ自宅療養者支援センターで自宅療養者向けの支援を行っています」
調布市の職員が 自宅療養者に電話をかけ、健康状態などを確認します。必要な人には3日分の食料や日用品の配送を行っています。
用意している食料は、約150人分。
その中身を見せてもらうと・・・
調布市 新型コロナ自宅療養者支援センター 水谷 由紀 主幹
「ゼリー飲料などもお配りしています。オミクロン株になって『喉が痛い』という声があったので、以前と中身を少しずつ変えながら対応している」
食料の配送は2021年からおこなっていましたが、市民のニーズによって内容を見直しているといいます。
“第7波”は私たちの生活にどこまで影響するのでしょうか。